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クマツヅラ


聖なるハーブとしてその不思議な力で尊重されている「バーベイン」ことクマツヅラ(熊葛)です。その形が乗馬の鞭に似ているところから「馬鞭草(バベンソウ)」とも呼ばれています。止血効果を持ち、磔にされたキリストの出血を止めた聖なる薬草とも伝えられています。


毒草名  クマツヅラ、バーベイン(Vervain)、バーベナ[Verbena officinalis]、馬鞭草(バベンソウ)、鉄の草、ハトの草、イシスの涙、ユノの涙
学 名  Verbena officinalis LINN.
特 性  クマツヅラ科 クマツヅラ属、野原や道端に生える30〜80cmの多年草。
花 期  6〜9月
毒部位  茎葉、全草
成 分  ベルベナリン、ベルベニン、ベルベナロール、タンニン
症 状  腹痛、麻痺


  

「クマ」というのは「熊蜂」のように動植物の名の頭に付いて「形が大きい」とか「力が強い」という意味を表します。そして「葛」はツヅラフジを代表とするつる性の植物の意味。「馬鞭草(バベンソウ)」の意味を考えると「強いツル」みたいな意味になるのでしょうか・・・?。また、「熊」の漢字は炎の意味を持ち、「葛」は襲の色目で青系統のところから小さな青い花を炎に見立てての意味なのか・・・。謎の「熊葛」なのでありました。

 

≪参考≫深津正:著「植物和名の語源探究」のなかでは「クマヤナギ」との相互転換として紹介されています。



≪MEMO≫
・Verbena=祭壇を飾る草
・ハトが好んで食べる。
・花嫁は結婚式の朝にこの草を摘みブーケに混ぜれば、夫の貞節と永遠の愛を手に入れることができる。
・精油は脱毛を防ぐ。
・イシス:古代エジプトの神オシリスの妻。


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